池邊啓一郎
Keiichiro Ikebe

 1993年、福岡県出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学、ミュンヘン音楽演劇大学マスター課程、東京藝術大学大学院を経てミュンヘン音楽演劇大学マイスター課程を修了。
東京藝術大学学内にて同声会賞、大学院アカンサス音楽賞、藝大クラヴィーア賞を受賞。また、ミュンヘン音楽演劇大学マスター課程を最高点で卒業。

 平成28年度宗次德二海外留学支援金奨学生。フッぺル鳥栖ピアノコンクールにて第1位及び月光賞を受賞、Steinway Klassik-Förderpreis 2017 Münchenにて1位を獲得し奨学生に選出、Shigeru Kawai国際ピアノコンクールにて第4位受賞,、ガスタイク音楽賞コンクールにて第1位等国内外の数多くのコンクールで優勝、入賞を重ねる。2021年ヴィオッティ国際音楽コンクール、2024年ジョルジュ・エネスク国際コンクールの両コンクールにおいてはセミファイナリストに選出された。

 これまでに九州交響楽団との共演やニンフェンブルク城内でのリサイタル等、日本、ドイツに於いて演奏活動を行う。またピアノトリオやデュオ等、室内楽奏者としても幅広く活動している。 2022年に完全帰国後はさいたま市を拠点に演奏・指導を行う。日本クラシック音楽コンクール全国大会審査員等コンクール審査員も務めている。

 ピアノをMichael Schäfer、江口玲、多美智子、横山幸雄、安村真紀、高橋香の各氏に、室内楽をSilke Avenhaus、上森祥平、津田裕也の各氏に師事。
 これまでにミュンヘン音楽演劇大学にて伴奏講師をつとめ、現在東京藝術大学ピアノ科非常勤講師。